空宙空地(クウ チュウ クウ チ)おぐりまさこ・関戸哲也による、名古屋を拠点に活動する演劇カンパニー。更新;2020.07
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2017年4都市ツアープレスリリース.pdf

話題作の凱旋公演。結成4年目で初の単独4都市ツアー

こまばアゴラ主催公演・津あけぼの座Aゲキシリーズ ほか大阪・名古屋
空宙空地 2017年4都市ツアー
短編集「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」

空宙空地(クウチュウクウチ)は、2013年におぐりまさこの個人ユニットとして設立、2014年に旗上げ公演、2015年7月に関戸哲也が正式加入して以来、急激に活動の幅を広げている演劇ユニット。現在は代表・制作をおぐりとし、関戸が劇作・演出を務める前記2名で構成。上演作品に応じ、客演を依頼して上演を重ねている。大阪を拠点とし全国各地でも毎年開催されている一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」の大波に乗り、広く知られた一人芝居「如水」「ライト」は、昨年までに、全国9都市(東京・大阪・札幌・仙台・長野・津・名古屋・福岡・沖縄)で上演され、大きな反響を呼んだ。

           

また近年、演劇シーンで全国的にその活動と実績・クウォリティで注目を集めている津あけぼの座(三重県津市)では、東海地方の団体として唯一のAゲキシリーズ作品に三年連続抜擢されるなど、アグレッシブかつハイクオリティな活動を継続している。

その空宙空地が昨年のAゲキシリーズで上演し好評を得た短編集に、さらに魅力的な作品を加え、結成4年目にして初の単独ツアーを行う。東京・こまばアゴラ劇場主催公演の他、津・大阪・名古屋の4都市で上演。様々な企画を用意し、公演ごと楽しんでもらうために、現在着々と準備を進めている。

「さまざまカタチの愛情」がテーマのオムニバス
 ステージによって組み合わせが違う作品群

2016年5月、津あけぼの座で上演された短編集。初演は客演に範宙遊泳の熊川ふみ、第七劇場の伊吹卓光を迎えて上演、好評を博した。
ステージごとに違う組み合わせで、1ステージ4作品を上演。好きな作品群を選択して観劇できる。
また、全作品制覇したい場合は割安で2ステージ観られる仕組み。
 
今回のツアーではこのスタイルをさらに発展させ、地域限定の上演作品を組み込み、組み合わせもバリエーションを持たせ、2ステージ目からの格安チケットは何回でも購入可能、他地域でもオーケー。
同じ作品をもう一度観たい、違う劇場でも観たいなど、前回より広い選択肢になった。
 
 

客演俳優も一新の座組で、他の作品もさらに練り上げて4都市を踏破!!
 
叶わぬ思い、届かない思い、すれ違う思い。
ぐいっと心を掴んだり、ふっと心を軽くしたり。
身体で魅せる、会話で魅せる、「笑っちゃうほど滑稽で、泣いちゃうぐらいいとおしい」日常の物語。
 
空宙空地の魅力を最大限に詰め込んだ、初の単独ツアーにしてまさに名刺がわりと言えるステージで、皆さまの日常にスパイスとリフレッシュメントをお届けします。

話題の一人芝居、いよいよ名古屋に凱旋
母娘の哀歓すべてが観客の心を掴んで離さない

今回はクリエイション作品に代わり、昨年全国6都市で上演、今年長野での上演も果たし大反響を得た一人芝居「如水」を組み込んだ。
2015年、最強の一人芝居フェスティバルの名古屋版「INDEPENDENT:NGY2015」で上演し、異例中の異例で、「ライト」に続いて二年連続、同じチームで同フェスティバルの大阪本戦へ招聘された「如水」は、認知症に蝕まれていく母親の20代から80代までと、母の人生を語るその娘を、おぐりまさこが30分演じきる一人芝居。翌年2016年、過去5年間の上演作品の中から選ばれる秀作として、全国ツアーに参戦。東京・大阪・札幌・仙台・津・沖縄で上演し、大きな反響を得た。

参考資料:全国ツアー「如水」感想まとめ(Togetter)

           
7都市を巡り作品の厚みと緻密さを増しに増して、いよいよこの秋、名古屋で凱旋を果たす。
最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」プロデューサー相内氏がこの作品に刻みつけた
「母娘の哀歓すべてが観客の心を掴んで離さない」の符号を背負い、拠点名古屋の舞台に降り立つ。
ぜひ観ていただきたい一作です。

津公演限定、Mゲキセレクション作品
ロロ「BGM」との連携企画、ハシゴ割引 

MゲキセレクションとAゲキシリーズの公演が同日程で行われる稀有なこの機会に「魅力的な作品を丸ごとぜんぶ楽しみたい」という方に朗報!!
空宙空地「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」津公演の受付にて、ロロ「BGM」三重公演のチケット半券をご提示いただくと、割引価格でご入場いただけます。(一般2200円が1500円に、22歳以下は年齢がわかる身分証明書提示で1200円が800円に)

              
 ※チラシ画像をクリックすると拡大表示されます。

【空宙空地とは】
~笑っちゃうほど滑稽で、泣いちゃうぐらいいとおしい。~
名古屋を拠点に全国各地でアグレッシブに活動を重ねる、関戸哲也×おぐりまさこの演劇ユニット。日々、注目を浴びることなく懸命に「とにかく生きる」人の姿を通して可笑しくせつなく、ヒリヒリしたジェットコースターヒューマンコメディを描く。巧みな言葉の応酬やリフレイン、張り巡らされた伏線でラストまで観客の心を掴み続ける、ドライブ感満載の会話劇が持ち味。第5回本公演「轟音、つぶやくよううたう、うたう彼女は」名古屋市民芸術祭2016にて芸術祭特別賞を受賞。
 
 
【作・演出家より】
空宙空地、初の単独ツアーです。色んなタイプの短編を用意しました。届かない想いだったり、届きすぎる想いだったり、譲れない意地だったり、曲がっちゃう信念だったり、情けない夜だったり、全部忘れてる朝だったり。笑っちゃうほど滑稽で、泣いちゃうぐらいいとおしい。この言葉がピッタリな作品群になりました。つまり、初の単独ツアーに相応しいラインナップになったってことです。デコボコながら深い想いの作品群が皆様の心に残りますよう。 
作・演出   関戸哲也
 
【スタッフ】

[作・演出]関戸哲也  [舞台監督・音響]平岡希樹
[照明]高山皐月(高山一族)長坂有紗(愛知淑徳大学演劇研究会「月とカニ」)  [制作]油田晃
[宣伝美術]studiomaco  [協力](有)現場サイド  [プロデューサー]おぐりまさこ
[主催]空宙空地(津公演・大阪公演・名古屋公演)
 
<津公演>
[共催]津あけぼの座/特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ
 
<東京公演>
[芸術総監督]平田オリザ  [技術協力]鈴木健介(アゴラ企画)  [制作協力]木元太郎(アゴラ企画)
[企画制作]空宙空地/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場  [主催](有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
 
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2017.8.24更新